MacのCPUやメモリの状態を調べる方法
Mac OS X に標準でインストールされている、「アクティビティモニタ」を使うと、MacのCPUやメモリの状態がわかります。アクティビティモニタは「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダの中にあります。
更新:2015年3月30日(OS X 10.9〜10.10の場合の記述を上の方にした。一部誤字修正。)
OS X 10.9 〜 10.10 の場合
CPUの状況
アクティビティモニタを起動して、ウインドウ上部の「CPU」をクリックすると、グラフが表示されます。
図3:OS X 10.10 でのアクティビティモニタの CPU の表示例(画像をクリックすると大きく表示されます) |
- グラフの白い部分がたくさんある=CPUに余裕がある
- グラフの赤や青い部分がたくさんある=CPUに余裕が無い
メモリの状況
アクティビティモニタのウインドウ上部の「メモリ」をクリックすると、ウインドウ下部にグラフが表示されます。図4:OS X 10.10 でのアクティビティモニタのメモリの表示例(画像をクリックすると大きく表示されます) |
グラフやその左側の説明でわかる事は下記の通りです。
- グラフの色が緑色:メモリに比較的余裕があります。
- グラフの色が黄色:メモリの余裕があまりありません。
- スワップ使用領域:ここが大きいとメモリが不足しています。SSD が搭載されていない Mac の場合はここが大きいと Mac の動作が重くなります。
メモリの空きが少ない場合の対処方法
円グラフの緑が少なかったり、スワップ使用領域が大きい場合は、下記を実行する事で改善する場合があります。
- Mac を再起動する。
- 生放送に関係ないプログラムを使わない。
- メモリを増設する。
おまけ:スクリーンショットをとる時や放送する時のオススメ設定
アクティビティモニタのスクリーンショットを取る時やニコ生で他の人に見せる時、ユーザー名を他の人に知られたく無い場合には、下記の様に表示項目から「ユーザ」を外せば、上記の図の様にユーザー名を表示しなくて良くなります。アクティビティモニタの画面その3(画像をクリックすると大きく表示されます) |
Mac OS X 10.6〜10.8 の場合
CPUの状況
アクティビティモニタを起動して、ウインドウ下部の「CPU」をクリックすると、グラフが表示されます。(CPUの種類によっては複数のグラフが同時に表示される事もあります。)図1:Mac OS X 10.7 でのアクティビティモニタの CPU の表示例(画像をクリックすると大きく表示されます) |
グラフでわかる事は、下記の通りです。
- グラフの黒い部分がたくさんある=CPUに余裕がある
- グラフは赤と緑がほとんどで、黒い部分が少ない=CPUに余裕が無い
メモリの状況
アクティビティモニタのウインドウ下部の「システムメモリ」をクリックすると、円グラフが表示されます。図2:Mac OS X 10.7 でのアクティビティモニタのメモリの表示例(画像をクリックすると大きく表示されます) |
円グラフとその横の説明でわかる事は、下記の通りです。
- 円グラフの緑色が少ない=余裕が少ない
- グラフの横にある「スワップ使用領域」≒ メモリが足りない量がこれだけある。
以上です。
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