Mac でニコニコ生放送時の主要ソフトの設定例
- このページを最初に書いた当時は外部ツール配信は Flash Media Live Encoder (以下 FMLE と略)が主流でしたが、2015年末現在ではOBSが主流と思われます。ですので、この記事はあくまでも歴史的な備忘録としては残しておきますが、これから外部ツール配信を始めるならOBSの方が良いでしょう。
- Mac でニコニコ生放送を行う際の、主要ソフト(CamTwist、システム環境設定のサウンド、LadioCast、FMLE)の設定例を簡単に記す。
- Mac でこのブログを見てる場合、各画像はクリックすると原寸大で表示されると思う。
CamTwist
- Desktop+ をダブルクリックする。
- 「Show mouse pointer」にチェックを入れる。
図1:CamTwist のメインウインドウの設定例 |
- CamTwist の Preferences の General で「Keep cameras warm」にチェックを入れる。
- Frame rate はよほど画面の動きの激しいゲームじゃない限りは、10〜15 FPS で十分。
- CamTwist の Frame rate を上げると、Mac の CPU 負荷が高くなるので、CPU が Core 2 Duo 世代の Mac や、MacBook Air 等を使ってる場合はあまり高くしない方が良い。
- Video Size は16:9 にしたい時は 640×360、4:3 にしたい時は 640×480 にする。
- この設定を変更した時は CamTwist を再起動する必要がある。
- 放送ツールや FMLE にも同様の項目があるので、それと同じ設定にしよう。
図2:CamTwist の Peferences の General の設定例 |
システム環境設定のサウンド
- 出力を「soundflower 2ch」にする。
図3:システム環境設定の出力の設定 |
LadioCast
- LadioCast 起動時に調整するのは、基本的に画面赤枠でかこった部分(出力 Aux 1 のスピーカーマークによる音量調整)のみ。
- この部分は自分に聞こえる音声の音量だけを調整する事ができる。
図4:LadioCastの設定例 |
FMLE
- ニコニコ生放送で FMLE を使う時は、放送で何を表示するかによって適切な設定は色々変わってくるが、「とりあえずそれなりに映るし、それなりに音声もキレイ」という設定例を載せる。
- 画面赤枠で囲った部分(FMS URL と Stream)はニコニコ生放送の放送ツールで外部配信を選んだ際に表示される内容を入力する。
図5:FMLE の設定例 |
- Video と Audio それぞれの Bitrate の合計が 384kbps 以内になる様に調整する。
- シューティング系ゲームの様に画面が激しく動く様な場合は、Video の Bitrate は 320kbps、Audio の Bitrate は 48kbps 程度にすると映像が乱れにくくなる。
OBS Studio
- 自分が書いたOBSの記事Mac の OS X 上の OBS 0.10.1 でニコ生をする方法 その1:基本編
- Clara さんがインストールから設定までブロマガで詳しく書いています。
とりあえず以上。
更新履歴
- 2014年1月10日:この記事の作成
- 2014年10月24日:よく覚えてないけど更新
- 2016年12月9日:自分のOBSの設定方法の記事へのリンク追加、および関連する記述の追加や修正。